女は蜜を忍ばせ、男の懐に入っていく・・・リーディング時代小説「お市さ~ん」㉑:神戸御影ヒーリングサロン 心星 POLARIS(ポラリス)

女は蜜を忍ばせ、男の懐に入っていく・・・リーディング時代小説「お市さ~ん」㉑

2018.04.11

 

読むだけで、しなやかな美開女になれる!リーディング時代小説「お市さ~ん」①~➉

 

 

キレイごとはもういらない!もっと淫らに、セクシャリティーのブロックが外れる「お市さ~ん」⑪~⑳

 

 

 

表向きは織田の跡目争い、という形を取っていたが、時局は完全に勝家と猿こと秀吉に、二分された。

 

武将たちはどちらの陣営に着くのが有利なのか、義理と人情を秤にかけながら敵味方に分かれている。

 

 

みなより抜きんでて天下統一に王手をかけた兄上という重石を失った世は、新たな戦乱の火種を持った。

 

それはいつでも大火事となり、すべてを焼き尽くす危険をはらんでいた。

 

 

 

勝家に味方する武将が少しでも多くなるよう、わたしも影から手をまわした。

 

なのに・・・

 

 

甥である兄上の次男信雄は、弟の信孝が勝家についたのに対抗し、秀吉側についてしまった。

 

それによって、秀吉は兄上の次男を擁護する、という大義名分を堂々と持ち、勝家と争う格好の材料になった。

 

なんて馬鹿なやつ!

 

そんなやつが身内だなんて、本当に恥さらし!!

 

利用されるのが、わからないのかしら?

 

 

 

 

 

人はその渦中にいる時、全体図が見えにくくなる。

 

その場の状況や勝ち負けだけしか目に映らなくなる。

 

すると、時代の流れや人の気持ちの移り変わりが見えなくなる。

 

気づけばたくさんいた味方が逃げ去り、自分だけが残っているのに気づくいて負けるのはこのパターンだ。

 

勝家がそうならないよう、しっかり目を見開ておこう。

 

 

俯瞰して物事が冷静に判断でき、どうしたらいいか対応策が練れるのは。その渦中から一歩引いている人物。

 

それはわたし達、女よ。

 

 

男たちの権力争いを、冷静に見ている。

 

 

そうやって状況を把握しながら、影でいろいろ動くの。

 

どの着物が高く売れ、武器や食料に変わるのか

 

どれくらい兵糧米があるのか

 

戦になると、女たちはすばやく計算し立ちまわる。

 

 

あるいは・・・

 

 

何をもって逃げられるのか

 

どうやったら自分を美しく見せ、高く売れるのか

 

 

 

いつの時代も美しい女は、命を救われてきた。

 

 

 

わたしも小谷城から出て来る時、着の身着のままで出てきたわけではない。

 

嫁に持たされた高価な道具や金や着物は、侍女たちに持たせ城を出た。

 

それらをやすやすと、燃やされる城に残す必要などない。

 

 

戦をしながら、戦が終わった時のことも考えるのが女だ。

 

 

 

 

まだ戦は始まっていない。

 

だけど、それも時間の問題だ。

 

猿はジワジワと包囲網を張って、勝家を追い詰めている。

 

 

どうなるのかわからない状況で、わたしまで猿と険悪な仲になるのは避けておいた方がいい。

 

奴はわたしに対し、長政様を討った負い目もあるはず。

 

そこにつけ込むの。

 

 

自分のため?

 

いいえ、娘たちのためよ。

 

 

 

あの子たちだけは、何としてもこの戦の巻き添えにしてはならない。

 

そうならないように、勝家に嫁いだのだから。

 

 

勝家という馬を走らせながら、猿も飼いならす必要がある。

 

だけど、どうやって?

 

 

 

 

この城を出るわけには、行かない。

 

 

 

わたしは猿に密書を出しことにした。

 

甘いあま~い蜜を添えて。

 

 

 

「もし勝家が負けてあなたが勝ったら

 

あなたのものになっても、よろしくってよ。」

 

 

もちろん、そんな身もふたもないような書き方はしないわよ。

 

そこはかとなく、そんなニュアンスを感じさせる文章にしたのよ。

 

それはまるで偽薬のように、奴に効くでしょう。

 

プラシーボ効果のように、猿をウットリさせるでしょう。

 

 

でもね、この偽薬が効きすぎても困るの。

 

明確なゴールを猿に与えてしまうから。

 

 

ああ、だけどこうやって猿に偽薬を送る時点で、わたしは勝家の負けをどこかで知っているのかもしれない。

 

それは、長政さんの時にも味わった直感。

 

 

 

 

だからこそ、わたしは生き延びなければならない。

 

そう、長政さんと約束したのだから。

 

娘たちと共に生きることを。

 

 

 

 

 

今まで秀吉は、自分と争って負けた武将たちの妻子を愛人にしていた。

 

農民から成り上がった奴の勲章が、手に入れた女たちだった。

 

 

兄上が亡くなった時点で、わたしを側室に向かえるのは奴にとってもわたしにとっても、世間体が悪く、具合も悪かった。

 

 

けれど、もし勝家が負けた場合(プランA)

 

その時こそ、勝家の妻だったわたしを側室に迎えても、誰も何も言わないし、言えないだろう。

 

 

勝家に勝った秀吉は、正々堂々と兄上の後継者。

 

新たに、天下統一に王手をかけた人物となるのだから。

 

 

 

そして、もし勝家が勝った場合(プランB)

 

その時は、わたしはこのまま勝家が天下を取るサポートすればいい。

 

 

だけど・・・

 

どうしてだろう?

 

勝家が猿に勝って、天下を采配するイメージが見えないの。

 

 

 

 

だからこそ、わたしは猿に蜜を送るの。

 

女は蜜を忍ばせ、男の懐に入っていく。

 

 

 

 

まだ表立って戦の火ぶたは、切られていない。

 

だけどその足音は、はっきり聞こえる。

 

 

もう、わたしの中で戦は始まっている。

 

 

そうやって書き記した手紙・・・

 

書き終えて筆を置き、蜜を秘めた密書を舌で舐め封をした。

 

 

さぁ、奴の心を射抜いてらっしゃい。

 

 

 

 

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あなたは何か事が起こった時、一歩引いてその状況を見れますか?

 

感情が入ると、なかなかむつかしいですよね。

 

だけど、ハッ!と気づく瞬間があります。

 

その時を見逃さないで。

 

 

 

 

しなやかに生きる

 

美開女(Be.Akujo)への第一歩。

 

 

 

 

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