女は楽器、それを奏でる男で音色は変わる・・・リーディング時代小説「茶々ってば」⑧:神戸御影ヒーリングサロン 心星 POLARIS(ポラリス)

女は楽器、それを奏でる男で音色は変わる・・・リーディング時代小説「茶々ってば」⑧

2018.05.10

 

 

生きて生きて、生き延びてきたのは、彼のためにだけ・・・リーディング時代小説「茶々ってば」①

 

わたしは愛されている、という自信がない・・・リーディング時代小説「茶々ってば」②

 

傷つくのが怖い、心を閉じていれば何も傷つくことはない・・・リーディング時代小説「茶々ってば」③

 

秀吉は、わたしが初めて身体を開いた男だった・・・リーディング時代小説「茶々ってば」④

 

欠けていたパズルのピースが、見つかった・・・・・・リーディング時代小説「茶々ってば」⑤

 

快感のあるフリが、男が喜ぶと女はみな知っている・・・リーディング時代小説「茶々ってば」⑥

 

女は子種がどの男のものであるかは、わかります・・・リーディング時代小説「茶々ってば」⑦

 

 

男と女が褥をともにすることは、どれも同じだと思っていた。

 

秀吉は30歳も年上でたくさんの側室もいるし、経験も豊富だ。

だから彼から与えられる閨のことが、すべてだと思っていた。

 

治長は最初から、ちがった。

同じ乳を飲んで育ち、一緒に遊んだ彼に抱かれることは、一緒に宝探しをしているようなものだった。

 

そう、わたし達は幼い頃、おはじきをいろんなところに隠しては探す、宝探しをした。

 

初や治長の弟たちがあちらこちらに隠した、色とりどりのおはじき。

わたしと治長は力を合わせ、いろんなところから見つけ出した。

 

その作業を今、また二人でしている。

 

治長は、高価な青磁の器を扱うように、大切にわたしに触れる。

触れながら、触れられながら、わたし達は幼い頃のように二人でいっしょに探す。

どこに「快感」というおはじきが、隠されているのか、時間をかけて探し出す。

その作業を深めながら、わたしの身体はやわらかく潤びていく。

 

どうして女の身体は、先端や奥に潜んでいる場所が、敏感なんだろう。

そこを治長は唇を寄せ、指でリズムを取る。

リズミカルな動きに、わたしの身体は弓なりにしなる。

しなった足の先から、波のような強く激しい快感がおそってくる。

 

秀吉のセコセコした慌ただしい動きとはちがい、治長はゆっくりわたしの中に沈み込む。

 

秀吉の時はいつも、痛みによる吐息しか出なかった。

だが、治長の時は、こらえてもこらえきれない悲鳴にも似た甘い吐息がもれる。

 

このちがいは、一体なんだろう?

 

女は楽器、それを奏でる男で音色は変わる

その事実を、知った。

 

治長が果てた時、彼から放たれた子種が力強く子宮に泳いでいくさまが見えた。

 

あとは、タイミングだ。

 

 

それから、秀吉がわたしのところに来た翌日、必ず治長がわたしのところに来た。

 

最初は、遠慮しがちにわたしを抱いていた治長だが、肌が慣れるにつれどんどん大胆になっていった。

わたしの快感も、ずんずん深くなった。

 

 

治長は、契りを終えるとわたしを愛おしそうに抱きしめる。

だが、わたしはそんな彼を押しのける。

 

押しのけられた彼は、一瞬とても傷ついた顔をする。

だが、すぐ仮面をかぶったように忠実な家来の顔に戻る。

 

わたしは心を持っていかれることを、怖れていた。

治長は、身体だけでなく心にも甘い吐息を感じさせてしまいそうだから。

身体だけでなく、心もエクスタシーを感じてしまったら、わたしはもう秀吉のところに帰れない。

 

自分の不器用な性格を、知っている。

二人の男を操り、どちらともうまくやるなど、到底できない。

 

子種を受け取る手段として、治長を抱く。

そうやって一線を引き、自分を律することで心を守っていた。

 

 

その夜も、秀吉はやってきた。

いつもより酒を飲み、酔った彼は、わたしを乱暴に扱った。

わたしの身体には、いくつも彼の歯形がつき、噛後は赤く腫れていた。

わたしは屈辱感に震え、一時も早くこの時間が終わることだけを願った。

 

翌日、治長が来てその身体を見た。

彼は秀吉のしたことを、理解した。

彼は涙を流しながら、わたしをやさしく抱きしめた。

秀吉とのみじめな契りが、わたしの身体を固くし男を拒んでいた。

 

治長は歯形の後に、唇をはわせた。

それは傷ついた獣が、母親に自分の身体をなめてもらいながら、癒されるのに似ていた。

その唇は徐々に、隠されたくぼみに移っていった。

そこに達した時、子宮が切ないほど震え始めた。

 

やがて、強いうねりがやってきた、

 

欲しい

ほしい

 

それだけしか、考えられない。

 

わたしは喉の渇きを感じ、初めて自分から彼を欲した。

 

彼は忠実な家来の仮面を脱ぎ捨て、一人の男の顔になり荒々しくわたしの中に入ってきた。

 

「あっ・・・」

 

刹那、声がもれた。

 

あとは、唇を噛みしめ、布団を握りしめ、心の中で叫んでいた。

 

なに

なに?

 

これは、なに?

 

大きな波にさらわれ、どこに運ばれていくのかわからない。

身を任せる、ということが、こんなに怖いと思わなかった。

でも、この波に抗えない。

 

「いこう、治長・・・

いっしょに。」

 

わたしは途切れとぎれに、彼に言った。

 

彼はうなずき、激しく動き始めた。

 

波に飲み込まれぬよう、しっかり手足を彼に巻きつけた。

彼も強くわたしを抱きしめた。

 

やがて大きな波は二人を飲み込み、これまでに感じたことのない快感が身体を貫いた。

 

その瞬間、勢いよく彼の子種がわたしに放たれた。

放たれた子種がわたしの子宮に着地したのを、確かに感じた。

何の根拠もなく、ただわかったのだ。

 

わたしは受け取った!

ついに手に入れた!

 

ゆるやかに波が引き、息が落ち着くのを待った。

乱れた髪を手でかき上げながら、治長に向かって微笑んだ。

 

「今、わたしの中に子種が入った。

それが、わかった。」

 

治長は黙って、わたしを抱き寄せた。

やさしく髪を撫でながら、言った。

 

「わたしにも、わかりました。

わたしのお役目は、ここまでです。

 

茶々様、よかったです。

 

これからですぞ。

これからが、本当に望む道ですぞ。」

 

「わかっておる、治長。」

 

抱かれた身体を起こし、治長に命じた。

 

「これからも、ずっとわたしのそばにいなさい。

妻を娶るのは、かまわぬ。

子も作れば良い。

 

だが、ずっとその身をわたしに捧げなさい。

 

終生、わたしのそばにいるのです。」

 

 

約束を交わすため、彼の目の前に甲を上にし片手を差し出した。

彼は、さし出した手を恭しく両手で受け取り、手の甲に唇を寄せた。

 

契約終了だ。

 

治長が、静かに部屋を出て行った。

 

 

わたしは満ち足りた気持ちで、お腹を撫でた。

 

ここに子種がある。

子宮という大地に子種が植え付けられ、芽吹いて行くのだ。

 

どんな花を咲かすのだろう。

 

 

この子は男子だ。

 

男子が良い。

 

 

豊臣の名を継ぐ、男子だ。

 

 

 

——————————–

 

あなたは自分を楽器に例えると、何だと思いますか?

 

どんな楽器で、いたいですか?

 

どんな音色を、出したいですか?

 

 

あなたの音色は、あなたしか出せません。

 

そこにあなたの思いや生き方が込められています。

 

 

 

したたかに生きる

 

美開女(Be.Akujo)への二歩目。

 

 

 

 

 

   ~いつでもお受けできる美開女グレイスフル・メニュー~

 

🌸今すぐ未来が開き、動き出す!美開女グレイスフル・セッション裏メニュー

 

🌸未来で待っている幸せを伝える【美開女メール・リーディング】

 

 

 

【心星ポラリス】

お問合せ・・・info@polaris-sakura.com

080-3136-4189

 

★美開女になって幸せに生きるメルマガ【心星フォーチュン・メッセージ】

 

 

 


心星ポラリスセラピスト養成スクール&サロン 神戸市東灘区御影2-2-12カサ御影601

Copyright © POLARIS-SAKURA All Right Reserved.