愛人のわたしが「妻」を彼に与えている~a beautifully open woman №1~③:神戸御影ヒーリングサロン 心星 POLARIS(ポラリス)

愛人のわたしが「妻」を彼に与えている~a beautifully open woman №1~③

2018.09.13

 

~a beautifully open woman №1~①リーディング小説

 

結婚は女から若さとおしゃれ心を奪う~a beautifully open woman №1~②

 

早映子は実家の母のことを考えた。

 

父はけっこうワンマンな男だった。

自分の思い通りにならなければすぐ怒鳴り、時には母にも手を挙げた。

母はいつも父の顔色を伺いながら、ビクビクしていたように見えた。

大学生になっても、アルバイト禁止。

門限は夜8時。

当時付き合っていた彼との交際は、とにかく時間との戦いだった。

ナイショのお泊りも、友人たちに口裏を合わせてもらって大変だった。

就職しても相変らず門限8時まで、という大人らしからぬ不自由さを強いられた。

二つ年下の弟は、男だというだけで学生時代からアルバイトもできたし、大学生になったら自由に友人宅を泊まり歩いていた。

「お前は女だから、嫁にいくまでは悪い虫がつかないように心配だから。」

という勝手な理屈で不自由な生活を強いられた。

残業のたびに、電話で親の許可をもらう情けない生活が続いた。

 

「これって、今でいうパワハラじゃん・・・

よくお母さんもわたしも、これまで耐えてきたよね。」

早映子はそう言いながらまた、ふぅ、とため息をついた。

 

彼と付き合うようになって、早映子は猛然と親に反発し始めた。

彼と会う時間を確保するために、自分の自由を得るために、真っ向から親と対立した。

まず、門限を破ることからスタートした。

これまで大人しく親の言うことを聞き、門限に間に合わなかったらどうしよう?!とビクビクしていたのに電話もせず、12時近くに帰った。

真っ暗な玄関にこっそり鍵を差し込み、そうっとドアを開き急ぎ足で自分の部屋に駆け込んだ。

翌朝、父と顔を合わせた時、怒鳴られると覚悟していたが、父は一言「なるべく早く帰るように」と言っただけだった。

な~んだ、と早映子は拍子抜けした。

自分だけが、門限を破ってはいけない!門限を破るのはいけないことだ!と決めていただけだった。

それからは堂々の平気な顔をして「昨日は残業だったから」と、嘘がつけるようになった。

 

彼と付き合うことになった時、早映子の中に父に対するドス黒い思いもあった。

「ほら、ごらんよ。

あんたがこれまで門限まで決めて厳しく育てた娘が、人の道に外れる恋をしているんだよ。

わたしが選んだよ。

わたしはもうあんたから自由だからね!」

 

そんな父も今は75歳になり、めっきり柔らかくなった。

弟の子ども達である孫にメロメロで、驚くほどやさしい。

若い頃は父の顔色を伺っていた母も「お父さん、スーパーに行くから車出して!早くしてよ!!」とえらく強気だ。

 

夫婦って、何なの?

結婚て、何??

ますます早映子は、訳がわからなくなる。

 

「結局さぁ、早映子は結婚できる理由より、結婚できない理由を探してるんじゃないの?」

 

高校時代からの友人の由希子にこう言われ、早映子は「あっ、痛い―!!」と太ももに押しピンが突き刺さって、そこをグリグリされるような痛みを感じた。

由希子は、これまで二度離婚している。

一度目の結婚は、高校卒業してすぐだった。

二人の子どもを設けたけど、夫の浮気に腹を立て離婚。

働きながら二人の子どもを育て、就職先の上司と仲良くなり結婚。

また一人子どもを設けたけれど、今度は彼女の浮気で離婚。

今は、自分でパソコンのインストラクターや日本語教師の仕事をしながら三人の子を育てている。

もともと英語力があった由希子の浮気相手は外人だった。

 

「彼とはもうほとんど友だちで、肉体関係もないんだけどね、おかげさまで英語力が飛躍的にアップしたわ~!

これから日本に観光に来る外国人相手に、何か新しい仕事を立ち上げようか、と彼と話してるの。」

といたって、前向きだ。

 

わたしはまだ一度も結婚をしたことがないのに、すでに由希子は二度も結婚している。

それだってすごいことだ!

そう素直に由希子に伝えると、彼女は淡々と言った。

 

「わたし、ちゃんとしたかったのよね~。

結婚、という形にこだわっていたの。

妻、という安定した籍も欲しかったし、子どもたちに父親は必要だと思っていたの。

ちゃんとすることは、悪くなかったよ。

でも、わたしには合わなかった。

二回してみて、よくわかった。

 

家に父親がいなくても、子どもたちは育つのよ。

両親が仲が悪いのを毎日見せつける家庭で、あの子たちを育てたくなかった。

それだったら、わたし一人でも笑顔で過ごせる家庭にしたかった。

その方が、わたしもあの子たちもきっと幸せ。

それに、離婚しても父親とも交流できるようにしているから、再婚した父親の家庭にも遊びに行き、悩み事を相談したりしてるみたいよ。

養育費はいらないから、あの子たちが会いたい時に会えるようにしておいたの。

お金はわたしが働いて稼げばいいからさ。

前の旦那たちは、今はそれぞれに見合った奥さんと結婚して落ち着いているから、穏やかなのよ。

あの子たちもこんなわたしを母親として選んで産まれてきたから、こんな生活を楽しんでほしいわ。

だから、もう結婚はいいかな?

とか言いながら、またするかもしれないけどねー。」

そう言いながら、由希子は笑った。

 

同じ独り身だけど、わたしとはずいぶん違うなぁ

由希子は全部自分で決めて、人生を切り開いているみたい・・・と早映子は思った。

わたしだって、彼と付き合うことを選んでいる。

だけど、それって、本当に彼のことを愛しているから?

逃げ続けている自分に、都合がいいだけかもしれない・・・

わたしが結婚できる理由より、できない理由を探しているのはどうしてだろう?

 

「あのさ、別に早映子が本当に今の彼のことを愛していて、不倫のまま一生を過ごす覚悟があるなら、いいのよ、それでも。

でも、あんた見てたら、そんな覚悟があるように感じないの。

一番自分に楽な所に、逃げている気がするのよ。

それが早映子の人生を、つまらなくしている感じ。」

 

言いにくいこと、ビシバシ言ってくれるわねぇ~、と言いながら早映子は苦笑いして誤魔化したけど、かなりかなり真実を衝いていた。

 

彼との愛を全うする覚悟があれば・・・

あの人のように

「わたしは彼の子を産む女を、彼に与えます。」

などと、言えるのだろうか?

 

あの小説は、妻から見た愛人を描いているけど、わたしの立場でも覚悟があれば言えるよね?

 

「わたしは彼の子を産む女を、彼に与えます。」

愛人のわたしが「妻」という彼の子を産む女を、彼に与えているのよ!

 

と、開き直れるか?

そう言えるか、わたし?!

 

早映子の眠れない夜は、続いて行く。

 

 

 

 

女はしなやかに、濡れて開いて生きるのよ・・・美開女伝説1.リーディング時代小説「お市さ~ん」全話

 

 

美開女伝説2.女はしたたかに翼を開き、生き抜いていく・・・リーディング時代小説「茶々ってば」全話

 

 

美開女伝説3.光も闇も傷も、わたしを美しく輝かせる!・・・リーディング時代小説「寧々ね」全話

 

 

美開女伝説4.愛も豊かさも受け取り、女は花開く・・・リーディング時代小説「千だって」全話

 

 

美開女伝説5.どんなわたしでも、女として堂々と咲き誇る・・リーディング小説時代「篤あっつつ」全話

 

 

 

美開女伝説3.光も闇も傷も、わたしを美しく輝かせる!・・・リーディング時代小説「寧々ね」全話

 

 

 

 

 

10月8日(月)

残1名様!!20周年記念①性を開き、豊かさに濡れて潤う【美開女グレイスフル・セッション】

 

10月9日(火)新月

未来が開き売り上げも運気も、どんどんグレードアップする【奇跡のリーディング&写真】

 

 

 

 

11月12日(月)

リッツカールトンでエレガントに突き抜け、お金にもパートナーにも愛し愛される未来を受け取る

 

11月13日(火)

1名様!泣くほどの快楽で、愛にもお金にもモテモテの「極美開女」になるリッツカールトン・セッション

 

 

 

 

    ~いつでもお受けできる美開女グレイスフル・メニュー~

 

🌸今すぐ未来が開き、動き出す!美開女グレイスフル・セッション裏メニュー

 

🌸未来で待っている幸せを伝える【美開女メール・リーディング】

 

 

【心星ポラリス】

お問合せ・・・info@polaris-sakura.com

080-3136-4189

 

★美開女になって幸せに生きるメルマガ【心星フォーチュン・メッセージ】

 

 

 

 

 

 

 

 


心星ポラリスセラピスト養成スクール&サロン 神戸市東灘区御影2-2-12カサ御影601

Copyright © POLARIS-SAKURA All Right Reserved.